大石田町新作物開発研究会

自然薯とは

自然薯とは?

自然薯
一般に出回っているナガイモやツクネイモ(丸イモ)手のひらの形をしたイモは、中国など外国を原産地とするものです。

自然薯は、日本原産で染色体数(DNA)などではっきり区別されます。

これまでは、栽培が難しいため生産量は少なく、なかなか手に入らなかった貴重品です。

味の特長

すりおろし自然薯

自然薯のひげ根をあぶり焼きし、タワシで良く洗い、そのまま皮ごとすりおろし、塩か醤油で味付けをしそのまま食べる。これがシンプルで一番美味しい。
(皮をピーラ―でむいておろすと真っ白なとろろになり上品になります)

田舎とろろ汁

すりおろした自然薯をすり鉢でよくすり、煮干などでとったダシ汁で少し濃いめの味噌汁を作り、少しずつ混ぜていき、3倍~5倍にのばして麦ごはんにかけて食べる。

磯辺揚げ

すりおろした自然薯を板のりに包んで油で揚げる。醤油かポン酢などで食べる。


一度食べたら忘れられない濃厚な味

自然薯
スーパーなどでよく目にするナガイモはすりおろしたとたんに流れて平らになってしまいます。

ところが、自然薯は箸でつまみ上げてもなかなか落ちないほど粘りが強いんです!!

自然薯の粘りは、ナガイモの4~5倍もの強さがあります。



自然薯の効能

古くから漢方薬としても使われ、滋養強壮はもちろん食欲不振や疲労回復、
虚弱体質や、免疫力のアップでかぜ予防などに優れた効果があるといわれています。
また健康維持と美容にも大変よいとされています。

  • 生殖能力強化酵素「アルギニン」などの酵素の働きにより、強精・スタミナの増強に著しく効果を発揮します。

  • でんぷん分解酵素「アミラーゼ」が豊富で、消化がよく胃腸の働きを活発にしてくれます。
    また粘り成分の「ムチン」には粘膜を保護する作用があり、胃腸の調子を整えたり、継続して食べると胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があるといわれています。たんぱく質の消化吸収を助ける作用もあります。

  • 特有の粘りには新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用があり、常食すると基礎体力が増強。疲労回復や成人病、ガンや糖尿病の予防にも効果が期待できるといわれています。

  • 粘り成分「ムチン」は血糖値上昇抑制・コレステロール値の低下の効果があり、高血圧の改善にも優れています。

  • カルシウム・鉄分・リン等のミネラルやビタミンB1・B2・ビタミンCも豊富で美容と健康に大変効果的です。

  • インフルエンザの予防に効果的です。たんぱく質である「ディオスコリン」という成分がインフルエンザウイルスの感染を抑制する働きがあることが近年の研究で、明らかになっています。

女性にうれしい ~ 美肌・若返り効果 ~ 

  • アンチエイジング・デトックス効果があります。強力な粘りの成分であるムチンは細胞を若返らせ、老化防止や肌つやをよくして肌の若さを保ちます。粘り成分が腸内の老廃物を排泄して便秘改善にも。また、ヘルシーで栄養価が高いので、ダイエットの食材としておすすめです。

漢方でも「山薬」と称され、昔から珍重されてきた理由がよくわかります!!


自然薯の保存方法

自然薯袋に入れて乾燥させないよう冷蔵庫に入れて下さい。2~3週間保存できます。


自然薯の料理法

 自然薯は皮をむかずに食べるが風味を活かすコツです。自然薯の細いヒゲ根は、ガスの火であぶり焼きし、タワシで洗い付近で水気を拭き取ります。おろす時は、すり鉢でおろすとキメの細かい粘りの強いとろろ汁ができます。自然薯には、土の香りが入り交ざった特有の風味があります。自然薯をすりおろした時に変色することがありますが、この部分はアクが強いためで、味や品質に変わりはありませんので安心してお召上がり下さい。


おいしい食べ方

千切り自然薯

細めの千切りスライサーを使っておろすと簡単です。醤油・ワサビなどをつけてどうぞ。

田舎風とろろ汁

すり鉢に、ダシ汁で作った濃いめのみそ汁を適量入れ、そのみそ汁の中で自然薯をすり鉢の目にあてすりおろすと 簡単にとろろ汁ができます。これをご飯(麦飯)にかけてどうぞ。

自然薯の山かけ

ダシ汁などでのばした自然薯を、まぐろのブツ切りにかけた山かけは酒の肴に最高です。

自然薯のすいとんのあったか鍋

すりおろした自然薯をスプーンなどですくい、お好みの鍋物に入れます。 (片栗粉を少量混ぜてもよい)また、ダシ汁や卵を入れてのばした自然薯を、すき焼や鍋物のつけダレにするのもおススメです。

自然薯のふわとろサンドお好み焼

お好きな具材で作ったお好み焼の生地を薄めに焼きます。 その上にすりおろした自然薯をのせ、その自然薯の上にまた生地を流し、薄切りの豚バラ肉をならべて裏返します。 表面がカリッと焼けたら、ソース・かつお節などをかけてどうぞ。最初から生地に自然薯を混ぜても結構です。

自然薯とろろそば

すり鉢にダシ汁50ccを入れ、だし汁の中で自然薯をすり鉢の目にあて25gほどすりおろすと簡単にとろろ汁ができます。 このとろろ汁をそばつゆに少しづつ入れそばを食べます。温かいかけそばは上にかけていただきます。

揚げだし自然薯

あらかじめだし汁を作っておきます。 すりおろした自然薯を適当な大きさにして油であげます。 だし汁をかけたら、大根おろしや海苔などお好みの薬味をそえてどうぞ。
(さっと揚げてください)

自然薯の磯辺揚げ

すりおろした自然薯を海苔ではさむように包み、油で軽く揚げます。塩やしょう油をつけてどうぞ。



とろろ汁の簡単な作り方

ご飯やお蕎麦などにかけて食べるときは、
そのままだと濃すぎるのでだし汁などで3~4倍程度にのばしたとろろ汁を作ります。



とろろ汁の簡単な作り方

① すり鉢に、だし汁またはみそ汁のうわずみを少量入れておきます。


② すりおろす分だけ自然薯の皮をむき、①のすり鉢のめにあててだし汁と一緒にすりおろしていきます。



③ とろろ汁のできあがり。


これでも十分においしいですが、最後にすりこぎ(すり棒)ですり合わせるとさらにキメの細かい極上のとろろ汁になります。